書店員さんもイチオシの本!「今日のハチミツ、あしたの私」
こんばんは。
大阪在住 アラサーOL 戸川みゆきです。
”限定モノ”が大好きで、ミーハーなみゆきが、日常生活で気になったものや大好きなものを自由気ままに情報発信していきます。
何だか勇気をもらえる言葉 ”はちみつをもうひと匙足せば、明日は今日よりよくなるから”
前回の「マスカレード・ナイト」に続き、最近読んだ本について、今回もご紹介したいと思います。
ふらっと本屋さんに立ち寄った際、目に留まった本。
「今日のハチミツ、あしたの私」
勝木書店グループの書店員さんが選ぶ<KaBoSコレクション2020>で金賞を受賞した本です。
本屋大賞などを獲得した作品は読んでみたいというミーハー心なのか、衝動買いして一気に読み切りました。
物語の主人公は、カフェで働く30歳の女性 碧(みどり)。
縁あって、恋人の地元のハチミツ園で働くことになります。
ハチミツは、碧にとって特別な食べもの。
中学生時代、将来に絶望していた碧に差し出されたひと匙のハチミツ。
”はちみつをもうひと匙足せば、明日は今日よりよくなるから”
見知らぬ女性からもらったハチミツが、碧に生きる気力を与えてくれます。
変人扱いされている養蜂家の黒江と反抗期の娘の朝花、スナックのママのあざみさんなど、
碧を取り巻く個性豊かなキャラクターも、とても魅力的。
作品に登場する、ハチミツを使った料理の数々も、ぜひレシピ本にしてほしいと思うほど。
影響されやすいみゆきは、早速スーパーでハチミツを購入しちゃいました 笑。
赤の他人だからこそ、掛けられる言葉や励まされることがある。
お互いに、支え合いながら前進していく姿に、心が揺さぶられました。
外出制限が日常になり、人とのつながりの大切さを実感している方も多いのではないでしょうか。
周りの人に感謝し、また明日も頑張ろう!と勇気をもらえる1冊です。
おうち時間の楽しみとして、読書の時間をつくってみるのはいかがでしょうか。
ほっこりした気持ちになれる素敵な本でした。
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