みゆきが梅雨と聞いて思い浮かぶものといえば「紫陽花(アジサイ)」!関西でキレイなスポット3選!
こんばんは。
大阪在住 アラサーOL 戸川みゆきです。
”限定モノ”が大好きで、ミーハーなみゆきが、日常生活で気になったものや大好きなものを自由気ままに情報発信していきます。
梅雨の時期だからこそ楽しめる!キレイな紫陽花をみに行こう!
前回は、梅雨の時期におすすめの映画についてご紹介しました。
映画のなかでも、梅雨の描写として雨と共に登場していたのが「紫陽花(アジサイ)」です。
今回は、そんな紫陽花について書いていきたいと思います。
<目次>
1.日本が原産の紫陽花 人気が出てきたのは最近になってから
2.紫陽花の色は、土の状態で決まる!
3.関西で紫陽花がきれいにみられるスポット3選!
1. 日本が原産の紫陽花 人気が出てきたのは最近になってから
梅雨の季節に咲く花と聞くと、多くの方がイメージするのは紫陽花ではないでしょうか?
この紫陽花は、日本が原産の花です。
現在、一般的にみられる紫陽花は、品種改良を重ねられたものも多いですが、
日本に古来から存在していた紫陽花と言われているのが、「ガクアジサイ」です。
4枚のひらひらしたものが花を守る「ガク」で、その中にある粒が「花」です。
昔、理科の授業で紫陽花のひらひらは「花」ではなく「ガク」と初めて知ったときは衝撃でした!
紫陽花の歴史についても簡単に紹介したいと思います。
紫陽花の存在が最初に書き残されているのは、『万葉集(まんようしゅう)』。
『万葉集』のなかに、2首の歌が詠まれています。
現在一般化している紫陽花に近い見た目の形状が絵画として残っている最古のものは、安土桃山時代。
織田信長や豊臣秀吉にも仕えた画家 狩野永徳(かのうえいとく)の作品です。
江戸時代には、松尾芭蕉(まつおばしょう)が紫陽花に関する俳句、
葛飾北斎(かつしかほくさい)が絵画を残しています。
安土桃山時代以降は、各時代の芸術の著名人から愛される花だったということがうかがえますね。
こんな紫陽花ですが、一般的に人気が出たのは戦後のこと。
紫陽花の歴史からすれば、人気が出たのは本当に最近のことということになりますね。
奈良時代から形を変えながらも細々と生き抜いてきたということを知り、紫陽花の生命力の強さを感じました。
2.紫陽花の色は、土の状態で決まる!
紫陽花と聞けば、何色を思い浮かべるでしょうか?
青?紫?ピンク?
この色の違いを生み出しているのは、紫陽花が生息している土の酸性度です。
紫陽花に含まれる「アントシアン」が、土に含まれる「アルミニウム」に反応して、色が決まるんです。
土壌が酸性であれば青色、中性であれば紫、アルカリ性であればピンクの色になります。
日本は火山が多い国ですよね。
元々土は酸性である場所が多いため、青や紫の紫陽花が多い傾向にあります。
ヨーロッパなどでは、ピンク色が一般的だったりするんだとか。
紫陽花にも、地域性があったなんて!
3.関西で紫陽花がきれいにみられるスポット3選!
①三室戸寺(みむろとじ)
京都の数あるお寺のなかで紫陽花で有名なお寺といえば、三室戸寺です。
観世音菩薩(かんぜのんぼさつ)を本尊とするお寺です。
6月になると、本堂に向かう道に2万株とも言われる紫陽花がいっせいに咲き誇る景色は圧巻です。
紫陽花だけではなく、勝運がつくと言われる「勝運の牛」もお見逃しなく!
【参考情報】
三室戸寺(みむろとじ)
京都府宇治市莵道滋賀谷21
拝観料 大人:1,000円/小人:500円 ※あじさい園の時期の金額です
②般若寺(はんにゃじ)
奈良市内にある般若寺。
文殊菩薩(もんじゅぼさつ)像を本尊とするお寺です。
コスモス寺との異名も持つ般若寺。
コスモスだけではなく、紫陽花も有名です。
このお寺では、野生に咲く紫陽花だけではなく、透明な丸い花瓶に入れられた紫陽花が人気。
写真映えは間違いありません!
【参考情報】
般若寺(はんにゃじ)
奈良県奈良市般若寺町285−10
拝観料 大人:500円/中高生:200円/小学生:100円
③久安寺(きゅうあんじ)
別名「花のお寺」とも呼ばれています。
本尊は千手観音像(せんじゅかんのんぞう)。
豊臣秀吉も参拝したという記録が残っているお寺です。
境内に咲き誇る紫陽花はもちろん、6月中旬より池に紫陽花を浮かべる「あじさいうかべ」が非常に人気があります!
色とりどりの紫陽花が、池に浮かんでいる風景をみていると、日ごろの忙しさを忘れさせてくれるひとときに。
【参考情報】
久安寺(きゅうあんじ)
大阪府池田市伏尾町697−1
拝観料 300円
梅雨の時期だからこそ楽しめる紫陽花。
ぜひ、お気に入りの紫陽花を探してみてください。
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