もうすぐお正月!お雑煮(ぞうに)の歴史と地域の違いについて調べてみた!
こんばんは。
大阪在住 アラサーOL 戸川みゆきです。
”限定モノ”が大好きで、ミーハーなみゆきが、日常生活で気になったものや大好きなものを自由気ままに情報発信していきます。
みゆきのお正月の楽しみといえばお雑煮(ぞうに)!お雑煮文化の発祥はなんと室町時代!
2021年もあと1日となりました。
皆さんにとって、2021年はどのような年だったでしょうか?
新年と聞いて思い浮かぶもの。
初詣、年賀状、お年玉、おせち料理、お雑煮、箱根駅伝など。
人によって様々かと思います。
みゆきにとってのお正月の1番の楽しみといえば、お雑煮です。
大好きなお雑煮について、せっかくなので調べてみることにしました。
<目次>
1. お正月といえば、お雑煮!お雑煮の歴史について調べてみた
2. 関西と関東、お雑煮比較
3. 発見!地域によって異なるお雑煮文化
1. お正月といえば、お雑煮!お雑煮の歴史について調べてみた
そもそもお雑煮とは?
1年の無病息災を祈り、お正月に食べるものを指します。
沖縄以外の日本各地で食べられています。
沖縄にはお雑煮を食べる文化がないということを、今回調べてみて初めて知りました。
お雑煮に欠かせないものといえば、お餅ではないでしょうか。
お餅は、昔から日本ではお祝いごとの日に食べる「ハレ」の料理でした。
新年を迎えるにあたり、餅をついて他の産物とともに歳神様(としがみさま)にお供えをしました。歳神様とは、お正月になると家にやってきて、その家の1年の家内安全などを守ってくれると信じられている神様と言われています。
そして元日にそのお供えをお下がりとして頂くのがお雑煮です。
お雑煮を食べる際には旧年の収穫や無事に感謝し、新年の豊作や家内安全を祈るという意味から文化として根付いたそうです。
このお雑煮の歴史は古く、室町時代にはすでにお雑煮を食べる文化があったと言われているのだとか。
そんなに昔からの風習だったとは!
お雑煮は元々武士の食事の一番最初に出される料理、酒の肴としての役割を担っていました。
宴の最初に食べる縁起がより料理でした。
ここから、1年の始まりである新年に食べる文化が根付いたという説が、有力なのだそうです。
以下のサイトにお雑煮の歴史がわかりやすくまとめられていたので、気になる方はぜひ読んでみてください。
2. 関西と関東、お雑煮比較
うどんやそばの出汁(だし)に違いがあるように、お雑煮にも地域によって特徴があります。
大きく関西、関東エリアでの大きな違いは、お餅の形と言われています。
関西は丸餅、関東は四角い餅をお雑煮には入れる家が多いそうです。
思い返せば、関西出身のみゆきがいつも食べていたお雑煮のお餅は丸餅でした。
早くたくさんのお餅を作りたいという考えから、関東は四角いお餅、
円満を祈願して、関西は丸餅という文化になったとか。
商売人の街、関西っぽい考え方で面白いですよね。
3. 発見!地域によって異なるお雑煮文化
地域ごとのお雑煮文化について、もう少し細かくご紹介したいと思います。
ここでは、特徴があるお雑煮をいくつか紹介します。
お雑煮という料理1つを取っても、こんなに地域によって違いがあるのが面白いですね。
●くるみ雑煮(岩手県)
お餅をくるみダレにつけて食べるくるみ雑煮。
くるみダレは、出汁にすりつぶしたくるみ、醤油やみりん、砂糖を加えて作ったタレです。
タレだけでなく、お雑煮もユニーク。
醤油ベースの出汁に、いくらやたくさんの野菜が入っています。
いくらをお雑煮に入れるというのは、豊かな海産が獲れる地域ならではですよね。
●関東雑煮(東京都)
すまし汁に、鶏肉、青菜、シイタケなどを入れたお雑煮。
●白和え雑煮(茨城県)
白味噌ベースの出汁に、すりつぶした豆腐を入れたお雑煮。
豆腐×お餅。雪が積もったような、真っ白なお雑煮です。
●塩ぶり雑煮(長野県)
海がない長野県では、魚はご馳走。
日本海で獲れた塩ぶりを入れたお雑煮は、ハレの日にぴったりですね。
●もち菜(な)雑煮(愛知県)
味噌文化の愛知県ですが、お雑煮はすましがベースです。
お餅は焼かずに、もち菜という葉野菜を入れたシンプルなお雑煮。
もち菜とは、現在の愛知県エリアで昔よく食べられていた小松菜に似た葉野菜です。
●白味噌雑煮(京都府)
関西といえば、このお雑煮をイメージする方も多いのではないでしょうか?
円満の意味を込め、お餅も野菜もすべて丸く切っているのが特徴です。
●あん餅雑煮(香川県)
白味噌ベースの出汁に、あんころ餅を入れたお雑煮。
どんな味がするのか、想像がつきませんね。
●小豆(あずき)雑煮(鳥取県)
お雑煮という名前がついていますが、ぜんざいですね。
●焼き海老雑煮(鹿児島)
焼いた海老で出汁をとったお雑煮です。
以下のサイトにさらに詳しくご当地のお雑煮に関する記載があります。もっと詳しく知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
気になったお雑煮はあったでしょうか?
新年からお雑煮を食べて、2022年も縁起がよいスタートを切りましょう!
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